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月村奎 小椋ムク
おぶもいもい
ネタバレ
憧れの芸能人に一目惚れされ、 あれよあれよという間に恋人になり… という、夢のような出来事が起こるお話、では あるんですが 恋人同士になった椎名と玲の日々は良い意味で ものすごく普通なんですよね。 立場が違うからうまくいかないアレコレがうまれたり 会えない時間のなかで気持ちがすれ違ったり… という、 芸能人と一般人カップルにありがちな問題は起こらないので、 業界モノっぽさが…
海野幸 小椋ムク
グレープシャーベット
※展開結末ネタバレあります まず峰守さん(攻め)が強面というエピソードですが これはさすがに周りの人の態度が非常識すぎでは!? 本人には全く非がないので可哀想なくらいでした。 それに加え悠真くんのギャップと仕事探への葛藤もあり 前半は読むスピードが上がりませんでした。 上手くいくか!?と思えばまた壁にぶつかり まるで障害物走のような展開でした。 最後は甘いながらも遠距離エン…
安西リカ 小椋ムク
元恋人同士の再会ラブ、 ものすごく良かった…! 再会してからの空気感で ふたりの気持ちははっきり伝わってくるので お互い相手をどう思ってるんだろう?みたいな ドキドキはないんですが、 同じ気持ちだからといって 簡単に元通りにはなれない葛藤とか 過去に縋っても仕方ないとわかりながらも 振り切れないでいる様子とか。 そんな大人ゆえの面倒くささが 本当にツボでした。 別れ…
renachi
ケモミミの使い方(活かし方)が面白い作品だった。考えさせられる系な側面もありつつ、主人公の変化やBLもしっかり描かれており、読み応えアリ。悪意の匂わせはあっても、悪い人は出てこないので読みやすい。読後感も良かった。 理人は雨の音にトラウマがあったり、両親に言えないわだかまりがあったりと、苦しい事情を抱えている。加えて隠しているがΩなこともあり、情緒不安定になりやすく、事あるごとによく泣いてい…
こんなタイトルだけど、ごくごく普通の現代もの。強面でゴツい見た目の攻めと、天使のような見た目を持つ受け。二人ともが内面と見た目にギャップを持ち、悩みや生き辛さを抱えている。読後感は爽やかだった。 タイトルで気になった“魔王様”は、峰守のあだ名。といってもバーの店員が裏で勝手に客に付けただけのもの。峰守に関する描写は、どれもこれも同情を禁じ得ない。目が合うだけで子供に泣かれ、その子供の親は走っ…
小林典雅 小椋ムク
びっとぶ
隣人のサラリーマンに一目惚れした大学生の話。 受けの結哉がかなり鈍感で控えめな性格ですが、高校時代に付き合った相手とそれなりに経験を積んでいて、酔うと自分から襲うような積極性はあります。 高校時代の部活の先輩が 結哉の家の近くに所属している劇団の稽古場があるとかで、結哉の家に入り浸っています。隣人への結哉の片思いに気づき、アンケートに協力してもらう名目で親しくなればいい、と嘘のアンケ…
砂原糖子 小椋ムク
恋心を拗らせすぎて、ものすごーく めんどくさくなってしまっている子が 最高に好きです。 なので、折川のどうしようもないくらいの めんどくささがツボでした。 彼の中にあるのは桝木のことが好きという シンプルな感情だけなのに、 あれこれ理由をつけて誤魔化したり 自分の気持ちさえ見ないふりをしたり…。 そんな言動になる理由はしっかりあるけれども どこまでも素直になれずにいるところ…
中原一也 小椋ムク
しょしょまる
切ないけどあたたかい、とても素敵なお話でした! カップルの2人はもちろん、サブキャラの柊も相手を思う気持ちに溢れていてとても良かったです。 確かにネタバレ無しで読むべきお話でしたね。こちらのレビューをチラチラ見ていて、そのように書いている方が多く、ネタバレ回避で読むことができました。ありがとうございます!!あらすじを見て、ファンタジー寄りなお話だとはわかると思うのですが、それがOKな方はぜ…
朝丘戻 小椋ムク
同シリーズの「春恋」「秋色」を先に読んでいました。ですので余計に物語を楽しめたような気がします。物語の後半に出てくる、あのアキが目に浮かぶようで、とても良かったです。 朝丘戻先生は本当に切なさや苦しさの表現がお上手ですよね。それから攻めが受けをからかうような場面のセリフも、思わずニヤけてしまうくらい大好きです。 今回の2人もどちらも真面目で、真っ直ぐ。だからすれ違ってしまったり、相手を…
木原音瀬 小椋ムク
ゆうん
端的に言って素晴らしかったです。 主人公・十亀の高校生の頃からお話は始まります。 過酷な環境下、それでも必死になって生きようとする十亀と姉、幼い弟。過去、ホームレスも経験している十亀は他人の食べ残しすら「昼飯があってよかった」と思うほど、状況に慣れ切っていた。そもそも、大酒喰らいの父が作った借金が原因でそんな生活を強いられていたが、彼らは父を恨むでなく、懸命に、淡々と生きていた。そんな中ででき…